日本大学工学部秋田県人会と秋田県立大曲農業高校が共同開発した菓子パン「花火ボード」のが7月31日、大仙市役所でお披露目された。
「花火ボード」は、タケヤ製パンの人気商品「バナナボート」をベースに開発した期間限定商品。ココアスポンジに、チョコレートでコーティングしたバナナとホイップクリームをサンドし、カラースプレーをトッピングした。ココアスポンジで夜空を、色鮮やかなカラースプレーで打ち上がる花火を、それぞれ表現した。
当日は、試食会を開催。商品開発に携わった日本大学工学部3年で秋田県人会代表の堀川瀬奈さん、大曲農業高校教諭の菅原慎太郎さん、食品科学科3年の熊谷友結さんと高橋希々さんの2人、製造を担当したタケヤ製パンの武藤育郁さんらが参加。商品の特徴や開発の経緯を紹介した。
同商品は、日本大学工学部秋田県人会が大曲農業高校へ商品開発を提案したことをきっかけに、昨年5月から開発を進めてきた。同県人会は2014(平成26)年に設立され、約20人が所属。横手のかまくら作りへの参加や秋田の就職に関する情報発信などを通じて、秋田の魅力発信に取り組んでいる。同校とのコラボ商品は、今年2月に発売した「かまくらシュークリーム」に続く第2弾となる。
開発では、「大曲の花火らしさをどう表現するか」が大きなテーマだったという。熊谷さんは「一番苦労したのは、花火をバナナボートでどう表現するかだった。カラースプレーで花火を表現することに一番時間をかけた」と振り返る。試食を3回ほど行い、改良を重ねた。
試食した老松博行市長は「甘すぎなくておいしい。『花火ボード』という名前も観光客の皆さんに手に取ってもらえそうで良いと思う」と話し、商品化を祝った。
タケヤ製パンの武藤さんは「『作れない』とは言わず、生徒たちの考えをできるだけ形にできるよう取り組んだ」と話す。
大曲農業高校出身でもある堀川さんは「母校の後輩たちとコラボ商品を開発できてうれしい。お盆の帰省者や花火を見に訪れる観光客の皆さんに食べてもらえたら」と話す。
価格は216円(参考税込)。8月1日から秋田県内のスーパーやニューデイズ、ヤマザキデイリーストアなどで販売する。8月30日まで。8月23日にはグランマート仲通店で店頭販売も予定する。