「太田花だんフェア」が9月9日～11日、大仙市太田町の横沢公園で行われた。

　市民が花に親しむ場として、花で同町の普及活動などに取り組む「おおた花の会」と太田公民館が主催するイベント。4年ぶり、31回目の開催となった今年は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、これまでの太田中学校から同公園に会場を移して開いた。

　市内16の学校や団体、家庭が計400個ほどのプランターを公園に持ち寄り、来場者を楽しませた。

　10日には小中学生による吹奏楽などの演奏披露や、庭木の剪定（せんてい）やドライフラワーリース作りの体験会が開かれ、家族連れでにぎわった。

　会長の大信田祐子さんは「多くの家庭で花を育てている当町の花を見に、県内外の皆さんが訪れてくれてうれしい。今年は猛暑の影響から、鑑賞できる花の数は少なかったが、楽しんでもらえたのでは」とイベントを振り返る。