果樹園「熊谷果房」(大仙市豊岡上野)で10月10日・11日、園内や水耕栽培施設を公開する見学イベントが開かれる。
4月に開業10周年を迎えたことを記念して企画した同イベント。同園ではこれまで園内を一般向けに公開していなかったが、7月、初めて果樹園の見学とブルーベリーの食べ放題を組み合わせたイベントを開いた。今回は園内にある300本以上の果樹を見学しながら、栽培する果物の特徴などを熊谷さんが紹介する。
見学できる果樹はリンゴ、和梨、洋梨。同園が果樹栽培と併せて手がける水耕栽培の施設も公開する。見学後には、園内で収穫した果物の試食と参加者との交流会も行う。
同園は2016(平成28)年4月に開業。園主の熊谷拓哉さんは大学卒業後、県内企業に勤務していたが、果樹農家だった祖父が急逝したことをきっかけに、「このまま廃業してしまうのはもったいない」と就農した。約1.5ヘクタールの園地で、ブルーベリー、梅、桃、ネクタリン、和梨、洋梨、プルーン、リンゴなどを少量多品目で栽培する。
屋号の「果房」は、果物の「果」と、祖父・房松さんの名前と「工房」に共通する「房」を組み合わせて名付けた。熊谷さんは高校から大学まで水耕栽培によるリーフレタスの研究に取り組んだ経験を生かし、就農と同時に水耕栽培を始めた。現在は75坪のビニールハウスでリーフレタスを栽培する。
熊谷さんは「普段食べている果物が木になっているところや、育っていく過程を見る機会はなかなかないと思う。どのように育っているのか見てもらえれば」と来場を呼びかける。
今後については「気候も時代も10年前とは全然違う。変わりゆく時代を楽しみながら、これからもいろいろなことに挑戦していきたい」と話す。
開催時間は両日とも10時~11時15分。参加費は1,500円(12歳以下無料)。申し込みはインスタグラムと電話(大仙市観光物産協会、TEL 0187-88-8481)で受け付ける。