宿泊施設「ヒュッテビルケ」(仙北市田沢湖)が9月26日、リニューアルオープンした。
前オーナー夫妻が44年間にわたり営んできた同施設。元気なうちに夫婦でやりたいことを楽しみたいと後継者を探し、長野県生まれの鈴木幸男さんと秋田県生まれの妻・寿代子さんが経営を引き継いだ。長年親しまれてきた施設名をそのまま残した。
登山が趣味の寿代子さんは、秋田駒ケ岳への登山やスキーで田沢湖を訪れた際、同施設に何度か宿泊したことがあったという。その後、幸男さんと前オーナーがそれぞれ事業承継を支援する機関に登録していたことから話がつながり、今年3月に夫妻で改めて同施設を訪問。前オーナー夫妻と話を重ね、7月末に事業承継の契約を結んだ。
客室は、4、5人部屋が1室、2、3人部屋が2室、2人部屋が1室の計4室。大小2つの風呂には水沢温泉から引いた天然温泉を源泉かけ流しで使い、いずれも貸し切りで提供する。このほか、食堂、プレールーム、喫煙コーナーを備える。
幸男さんは「前のオーナー夫妻がつくってきたアットホームな雰囲気を引き継ぎ、今までのお父さん、お母さんに少しでも近づけるよう奮闘していきたい」と話す。幸男さんは10年以上、中華料理の料理人として働いた経験を持つ。「宿の運営に慣れ、軌道に乗ったら、自分の経験を生かして中華料理を提供するランチ営業もできれば」と意気込む。
宿泊料金は1泊2食付き9,350円。別途入湯税150円、冬季は暖房費500円がかかる。