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大仙の老舗家具店「家具のマルタク」が創業65年 これからも地域密着で

家具のマルタク代表の小林悟さん(左)と妻の泰子さん

家具のマルタク代表の小林悟さん(左)と妻の泰子さん

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 「家具のマルタク」(大仙市神宮寺館ノ西、TEL 0187-72-4455)が11月1日、創業65周年を迎えた。

店舗入り口の上に設置された椅子

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 建具業を経営していた小林鐸治(故人)さんが1959(昭和34)年に創業した同店。現在は2代目店主の悟さんと妻の泰子さんが店を切り盛りする。悟さんは「フランスベッド」で働いていたが、24歳で秋田に戻り、40歳で家業を継いだ。

 ベッドをはじめ、ソファ、じゅうたん、ダイニングセット、椅子、学習机などの家具のほか、インテリア小物も取り扱い、家具修理も請け負う。鉄筋2階建て、延べ床面積は約240坪で、店舗入り口の高さ5メートルほどの壁に設置された椅子は、悟さんが防水防さび加工したもので、店のアイコンになっている。

 悟さんは「昔に比べて街の家具店は少なくなった。うちは地域密着の家具店。窓一つでもカーテンのサイズを測りに行く」と笑顔を見せる。「ここまで支えてくれたお客さまには大変感謝している。今後はより地域の役に立つことをやってみたい。現在感謝祭を行っているので、気軽に来店してもらえたら」とも。

 営業時間は9時~18時30分。水曜定休。

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