買う

仙北の「森の駅」装い新たに 木を軸に地域の交流拠点へ

「森の駅 THE CORNER」の事業統括責任者の溝口真矢さん(右)と店長の狩野恭平さん

「森の駅 THE CORNER」の事業統括責任者の溝口真矢さん(右)と店長の狩野恭平さん

 「森の駅 THE CORNER」(仙北市田沢湖卒田)が6月6日、グランドオープンする。

「THE CORNER」外観

[広告]

 運営するのは、山林管理などを手がける門脇商店(同)。2004(平成16)年に民間の道の駅として開業した「森の駅」を2023年に事業承継した。これまではテナントによる運営を行ってきたが、自社事業として施設運営に乗り出し、今年1月からリニューアルを進め、4月25日にプレオープンした。

 「THE CORNER」の店名には、「人々が行き交う場所にしたい」という思いを込めた。リニューアルに当たり、社長の庄司奈穂子さんは「木は植えてから使えるようになるまで長い年月がかかる。だからこそ、その価値や魅力を大切にしたい。便利なものが増えている時代だからこそ、木の良さや物を大切にする気持ちを、この場所を通じて伝えていきたい」と話す。

 プレオープン時は、木工品や骨董品を中心に展示するギャラリーのような空間と、コーヒースタンドや駄菓子コーナー、キッズスペースを備えていたが、「地域の人が何を求めているか」を探りながら、皿やおもちゃ、食品、アウトドアグッズ、カルチャーグッズなどの取り扱いを増やし、地域住民が日常的に利用できる施設づくりを進めてきた。

 コーヒースタンドでは、アイスコーヒー(600円)やホットコーヒー(500円)を提供するほか、ドリップパックのセレクト販売も行う。

 事業統括責任者の溝口真矢さんは「仙北市はカフェが少なく、子どもが屋内で遊べる場所も限られている。地域の課題を少しでも解決できるような場所になれば」と話す。「森の駅を単なる立ち寄りスポットではなく、ここを目的地として訪れてもらえる場所にしたい。観光客だけでなく地域の方にも利用してもらいながら、これから進化していく森の駅を見守ってほしい」とも。

 今後は「木」をテーマに、移動サウナの展開や木工ワークショップの開催など、木の魅力を発信する取り組みを強化していく。溝口さんは「木に触れる機会を通して、その大切さや良さを伝えていきたい」と話す。

 営業日は金曜~日曜・祝日。営業時間は10時~16時。グランドオープン当日は記念イベントを予定する。キッズスペース利用料金は子ども300円(時間制限なし)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース