ライトスタッフ(大仙市内小友)が6月5日、地域のガソリン価格情報を住民同士で共有できるウェブサービス「ロカる!大仙市版」の提供を始めた。
同社は2023年9月に設立したIT企業。社長の佐々木真一さんは大仙市出身で、東京のIT企業やベンチャー企業での勤務を経て、現在は神奈川県と大仙市の2拠点で生活しながら同社を運営している。
佐々木さんは「いつか地元で事業をしたいという思いがあった。帰省するたびに人が少なくなっていることを感じ、ITの力で地方にできることを考えるようになった」と振り返る。
「ロカる!」は、ガソリン価格の変動や地域ごとの価格差に着目して開発。AIを活用し、開発期間2、3日ほどで公開までこぎ着けた。開発に当たっては、利用者にとって本当に必要な機能を見極めることに最も力を入れたという。名称は、地域を意味する「ローカル」と、情報を整理することを「ろ過」に例えて組み合わせた。
利用者がLINEからレシート画像や価格情報を投稿すると、AIによる読み取りと管理者による確認を経て情報が掲載される。投稿された価格情報はサイト上で公開され、他の利用者は地域のガソリン価格を確認し、給油時の参考にすることができる。
佐々木さんは「給油後の一手間として日常的に使ってもらえたらうれしい。地域の皆さんと一緒に育て、誰かの役に立つ情報インフラにしていきたい」と利用を呼びかける。「ガソリン価格だけで終わるサービスにはしたくない。将来的には桜の開花情報など、地域のさまざまな暮らしの情報が集まる場所に育てていきたい」とも。