美郷町役場(美郷町土崎)で5月22日、美郷町のラベンダー園の歴史をまとめた書籍「美郷雪華の物語」の寄贈式が行われた。
「美郷雪華の物語」を寄贈した「北のかほりの会」メンバーと松田知己美郷町長(右)
書籍は、ラベンダー園の立ち上げ当初から栽培や管理に携わってきた農家グループ「北のかほりの会」が自主出版した。
同会は旧千畑町時代の1988(昭和63)年、ラベンダー園立ち上げに伴い4組の夫婦8人で活動を始めた。現在は7人でラベンダー苗の栽培や「美郷町ラベンダーまつり」での苗・グッズ販売などを行っている。
書籍には、ラベンダー園の歩みや栽培記録を掲載した。会員の一人である高橋猛さん(「高」ははしごだかが正式表記)が、栽培開始当初から日記として記録してきたラベンダーに関する出来事や日々の作業内容を基に制作した。ラベンダー園38年目の節目に合わせ、1月から約3カ月かけて完成させたという。
表紙の絵は高橋さんが色鉛筆で描き、裏表紙には娘の好田美郷さんが描いたウサギのイラストを採用した。
この日の寄贈式では、「北のかほりの会」会長の加藤征輝さんらが松田知己美郷町長に書籍を手渡した。加藤さんは「38年間、高橋さんが記録し続けたものが全て詰まった貴重な一冊だと思う。これから先もラベンダーを町の財産として残していければ」と話した。
価格は1,500円。6月6日から美郷町ラベンダー園内「ラベンダーの店」で販売する。そのほか、美郷町学友館や町内施設でも閲覧できるようにする予定。