「神岡南外花火大会」が9月14日、大仙市神岡の雄物川河川で開かれ、あいにくの雨にもかかわらず多くの観客でにぎわいを見せた。
「大曲の花火」が全国的に知られる大仙市。神岡地区では、大仙市商工会神岡支所が、八幡神社の神事の奉納花火として、毎年花火大会を開く。地元住民を中心に親しまれ、今年で44回目を数える。
河川敷にブルーシートやござを広げるなどして場所取りする観客の姿が多く見られた当日。打ち上げ開始直後から降り出した雨により、会場の観客は半分ほどに減ったが、プログラムは予定通りに進められた。傘を差したり雨カッパを着たりして残った観客が、約7000発の花火を楽しんだ。
同地区出身で市内在住の桜田拓さんは「今年も奉納ができて良かった。企業協賛が提供する大掛かりな花火も見られ、雨の中でも楽しむことができた」と話す。