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ブドウの皮や種を再利用した稲庭うどん SDGsの観点から

よしかタンポポプランニング代表・今野孝一さん

よしかタンポポプランニング代表・今野孝一さん

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 ニホンタンポポの栽培や加工を行う「よしかタンポポプランニング」(大仙市協和峰吉川高見、TEL 018-838-7575)が4月1日、ブドウの皮や種を再利用した「トキトぶどうの稲庭うどん」の販売を始めた。

鴇(ときと)産ブドウの粉を練り込んだ「トキトぶどうの稲庭うどん」

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 ワイン製造の過程で廃棄されるブドウの皮や種を粉末にして稲庭うどんに練り込んだ商品。専用の乾燥機を使って12時間乾燥させ、粉末にし、そば打ち用粉ふるいにかけたものを使う。ブドウは小坂町鴇(ときと)地区産。

 「葡萄(ぶどう)粉入り稲庭饂飩(うどん)」乾麺160グラムと比内地鶏を使ったつゆ35グラム2袋のセット。稲庭うどんメーカーのほりえ(湯沢市)が製造する。

 よしかタンポポプランニング代表の今野孝一さんは「廃棄物を活用して環境を救うものを作りたいと3年前から開発を始めた。今では廃棄に困っているという生産者からたくさん声をかけてもらう。今後もSDGsの考え方で取り組み、新商品を生み出していきたい」と話す。

 価格は680円。道の駅協和、しゅしゅえっとまるしぇ、道の駅おがち、道の駅さんない、セリオンなどで販売する。

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