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秋田・美郷でシェアタクシーの実証実験 「ラベンダーまつり」に合わせ

美郷町のシェアタクシー「ミズモシャトル」として使うタクシー車両

美郷町のシェアタクシー「ミズモシャトル」として使うタクシー車両

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 観光シェアタクシー「ミズモシャトル」の試験運行が6月10日、始まった。

秋田県内外から7万人が訪れる「美郷町ラベンダーまつり」

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 秋田県美郷町とシェアタクシー事業などを手がけるニアミー(東京都中央区)が、JR大曲駅と同町の観光地を結ぶ2次交通の利便性を図ることを目的に、6月に美郷町ラベンダー園で開かれる「ラベンダーまつり」の開催に合わせて実験的に導入。22日現在、約20件の予約が入るなど実験の出足は好調だという。

 同駅と同ラベンダー園を結ぶ路線バスは2時間に1本のみの運行だが、町内の「黒銀タクシー」「美郷観光タクシー」「千屋タクシー」の3社の車両を活用するシェアタクシーは、ニアミーが提供する予約サイトを使い、乗車希望日時や出発地、目的地、人数を入力することで、乗車当日に待ち時間なく利用できるのが特長。

 同町役場商工観光交流課の今野武俊課長は「役場の事業にとらわれずに、ビジネスとして捉えて取り組んでいる。持続可能性の観点から、地方の新しい交通の形として検討していくことができれば」と期待を寄せる。

 乗車料金は、同駅からラベンダー園まで1人1,980円。決済はクレジットカードによる事前決済のみ。シェアタクシーの試験運行は8月12日まで。

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