「秋田内陸線ひまわり迷路in八津」が9月8日、かたくり館(仙北市西木町小山田)の裏で始まった。
北秋田市・笑内駅で開催された「ひまわり迷路in笑内」(2022年撮影)
秋田内陸縦貫鉄道が「夏の風物詩となる沿線のコンテンツを」と昨夏、北秋田市の笑内(おかしない)駅で初めて開いたイベント。今年は仙北市西木町の八津で開く。
西明寺小学校(西木町門屋六本杉)の1・2年生33人と地元自治会の約20人の協力を得て、6月、沿線にある約2000平方メートルの土地に約2万本のヒマワリを植えた。
連日降った7月の雨で生育中のヒマワリが倒れたため、植え直しするなどの対応に追われたことから、当初の予定より1カ月ほど遅れて開催にこぎ着けた。
ピンク色のドアをかたどったフォトスポットや、ハッシュタグを付けてSNSへの投稿を呼びかける「ハッシュタグ大喜利」ブースを設ける。協賛店で割引クーポンや記念品を進呈するサービスも行う。
同鉄道と連携してイベントを担当する北秋田市内陸線再生支援室の藤田遼平さんは「ヒマワリの見頃はこれからだが、車窓から眺めて楽しむこともできる。沿線で12年間続ける田んぼアートと併せて地域活性の一助になれば」と同線の利用を呼びかける。
入場無料。10月1日まで。