「ふるさとの画家 男鹿和雄展」が現在、旧池田氏庭園(大仙市高梨字大嶋、TEL 0187-63-8972)で開催されている。
男鹿和雄さんは太田村(現大仙市太田町)出身のアニメーション美術監督、挿絵画家。「侍ジャイアンツ」「幻魔大戦」などの背景美術を手がけ、昭和63(1988)年の「となりのトトロ」以降はスタジオジブリ作品の美術監督を務めた。
会場には、大仙市が所蔵する原画3点と、小松勝久さんが所蔵する「秋田、遊びの風景」のピエゾグラフ複製画12点を展示する。「秋田、遊びの風景」はスタジオジブリ発行の雑誌「熱風」に2003(平成15)年~2005(平成17)年の2年間連載された作品をまとめた画集。1950(昭和25)年代~1960(昭和35)年代の太田村の風景や生活をイラストとエッセーで描く。原画の展示は太田地域以外では初めてとなる。
9月1日まで。複製画は8月20日から入れ替える。
同庭園の開館時間は9時~16時。月曜休館。入館料は300円。