サツマイモ関連商品などを販売するイベント「芋とこたつ」が1月20日、「茶房Batik(バティック)」(大仙市大曲大町)で開かれた。
「民芸パパヤー」店主の阪本真千代さんが制作したイベントフライヤーの切り絵作品
「オジモイモ屋」の屋号で冬季のみ焼き芋を販売する秋田市在住のフォトグラファー・高橋希さんが「お客さまとゆったり話ができる空間で焼き芋などを提供したい」と、菓子店などを営業する友人ら2組と共同で企画したサツマイモを中心にこたつを囲んでもらうイベント。ブースごとに5基のこたつを設けて開催した。
当日は、高橋さんが焼き芋数十種類の食べ比べを提供したほか、「さとう菓子店」(秋田市)が焼き芋スコーンやスイートポテトタルトを販売。「空の木ガーデン」(同)は、焼き芋を使って熊本の郷土料理「いきなり団子」などを販売した。「壺中天(こちゅうてん)」(大仙市)が芋や菓子に合う中国茶を販売したり、食器類を扱う「民芸パパヤー」(秋田市)が切り絵のワークショップを開いたりした。
家族4人でイベントに参加していた大仙市大曲在住の40代の女性は「ほかのイベントで高橋さんのサツマイモに出合い、子どもがサツマイモ好きなことからさまざまなイベントで食べさせている。たくさん食べ比べて、好みの焼き芋を買うことができた」と笑顔を見せた。