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大仙・四ツ屋の「Na-BAKE」が5周年 国産材料を使うお菓子で地域を元気に

店主の渡邊藤子さん(右)と夫の和典さん

店主の渡邊藤子さん(右)と夫の和典さん

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 焼き菓子店「Na-BAKE(ナベイク)」(大仙市四ツ屋水木田、TEL 0187-64-9064)が11月10日、5周年を迎える。

栗とナッツのマフィン

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 店主の渡邊藤子さんは「お菓子屋さんをやるのが、子どもの頃からの夢だった」と話す。何度か通った起業セミナーをきっかけに「やるなら今しかない」と一念発起。2018(平成30)年3月に教員として勤めていた学校を退職し、盛岡の製菓専門学校に1年通い、翌年同店を開いた。店名の「ナ」は「ナチュラル」から1文字を取った。

 「国産材料を使用し、美味しいお菓子を」がコンセプトの同店。北海道産を中心とした国産小麦や北海道産の発酵バター、地元養鶏場の卵、自宅の畑で採れる季節の野菜や果物を使ったスコーンやマフィン、チーズケーキなどの焼き菓子が店内に並ぶ。「今年はブルーベリー、サツマイモ、タマネギ、ニンジンなどを収穫して使った」と渡邊さん。

 マフィンはプレーン(356円)、イチゴ&ホワイトチョコ(421円)、栗とナッツ(464円)、シュトーレン(453円)、スコーンはあんこバター(486円)など、それぞれ常時10種類ほどをそろえる。季節によりプリンやパイ、クッキー、パウンドケーキも用意する。

 創業から今までを振り返り「1人でたくさんのお菓子を作るのに苦労した。ありがたいことだが、お客様がたくさん来て大変だったこともあった」と話す。昨年からは夫の和典さんも店を手伝うようになり、「最近はお客さまと会話をすることも増えた。夫にとても助けられている」とも。

 5周年を迎え、「遠方から当店めがけてお越しいただく方も多い。初心を忘れず、これからも材料に妥協せず、おいしいものを作っていきたい。地域のお客さまを大事にしていきたい」と意欲を見せる。

 水曜・土曜のみ営業。営業時間は11時~16時。

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