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大仙の酒蔵が記念酒 地元米を使いベリー系の香りに仕上げる

秋田清酒の記念酒「出羽鶴 松倉 40周年記念醸造酒」

秋田清酒の記念酒「出羽鶴 松倉 40周年記念醸造酒」

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 大仙市の酒蔵「秋田清酒」(大仙市戸地谷天ケ沢、TEL 0187-63-1224)が11月10日、「出羽鶴 松倉 40周年記念醸造酒」を発売した。

秋田清酒の関連会社で、大仙市南外で営業する出羽鶴酒造

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 大仙市松倉地区の篤農家が栽培するあきたこまちを原料米に、関連会社の出羽鶴酒造(南外)が造る銘柄「松倉」。1983(昭和58)年の発売から40周年を記念し、特別酒として販売する。40年間変わらないパッケージ文字は、当時の市長が手書きしたものだという。

 秋田清酒常務の伊藤道夫さんは「40年前は10人以上いた篤農家は、高齢化に伴い現在では1軒のみ。飯米として食べられる米だが酒米としても麹を作りやすく、おいしい酒を造ることができる。記念酒として、これまでのイメージと異なる独特のベリー系の香りが印象的な味わいに仕上げた。生元(きもと)ならではのフレッシュな香りを楽しんでもらえれば」と仕上がりに自信を見せる。

 価格は720ミリリットル=2,200円。出荷本数は約2000本で、県内酒販店などで販売する。

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