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秋田県南の道の駅が美郷で「じまんこ市場」 地元の自慢の商品を一堂に

「道の駅美郷」屋外に設営された道の駅の出店ブース

「道の駅美郷」屋外に設営された道の駅の出店ブース

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 秋田県南地域の道の駅が一堂に集う物販イベント「じまんこ市場」が9月9日・10日、「道の駅美郷」(美郷町金沢)で開かれ、多くの来場客でにぎわいを見せた。

多くの来場客でにぎわう「道の駅美郷」の店内

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 県南の道の駅8施設から成る「秋田県南みちっこ倶楽部」が、2009(平成21)年から年に数回、持ち回りで開く物販イベント。道の駅うご端縫いの郷(羽後町)駅長の樋渡直さんは「県内は全国的に見ても道の駅が多かったことから、地元の自慢の特産品を知ってもらうきっかけづくりになればと始めた」と話す。道の駅美郷では今回が初めてで、大仙市協和や横手市十文字町などの道の駅5店が出店した。

 「道の駅おがち小町の郷」は、いぶりがっこなどの漬物や地元で採れた果物を中心に販売し、「道の駅協和四季の森」は特産品のアカシア蜂蜜を使ったプリンや地場の熊肉を煮込んだ熊カレーなどのオリジナル商品をそろえた。「道の駅うご端縫いの郷」は老舗菓子屋「万寿堂」(羽後町)の西馬音内まんじゅうを「当駅自慢の品」として販売した。

 会場に訪れた市内在住の女性は「同じ県南エリアでも、商品が違う。見比べて買うことができるので楽しい」と話していた。「道の駅美郷」の照井佑介さんは「町の皆さんに、それぞれの地域の特産品を知ってもらう機会になった。町外から来たお客さまには町の魅力を知ってもらえたのでは」と振り返る。

 9月16日・17日には「道の駅十文字まめでらが~」(横手市)、10月14日・15日には「道の駅なかせん」(大仙市長野)で開催予定。

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