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田沢湖駅で開業100周年記念式典 民謡披露でおもてなし

秋田新幹線の出発合図を出す田沢湖駅の藤田駅長(右)と大曲駅の田口駅長

秋田新幹線の出発合図を出す田沢湖駅の藤田駅長(右)と大曲駅の田口駅長

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 開業100周年記念式典が9月2日、JR田沢湖駅で行われた。

田沢湖駅100周年記念式典でくす玉を割る関係者

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 1923(大正12)年8月31日に国鉄生保内線終点の生保内(おぼない)駅として開業し、1966(昭和41)年、盛岡・大曲駅間全線開通に合わせて現在の駅名に改称した田沢湖駅。秋田新幹線開業に合わせて1997(平成9)年の改築された現在の駅舎は、駅構内のさまざまな場所からホームに入る列車を見られるようガラス窓を多く使ったデザインを採用し、1998(平成10)年にグッドデザイン賞を受賞している。

 100周年記念式典は、地元の和太鼓集団「桂組」の演奏で始まった。JR東日本秋田支社の井料青海支社長は「安全安心輸送の徹底とおもてなしの心で、地域の皆さまと一緒に観光の推進と地方の創生に全力を投じたい」とあいさつした後、関係者と一緒にくす玉を割り喜びを分かち合った。

 駅ホームでは、記念グッズの配布、郷土民謡協会生保内支部による太鼓や三味線演奏、手踊り演舞を行い、来場者をもてなした。その後、田沢湖駅の藤田稔彦駅長と大曲駅の田口由利香駅長が11時28分発の秋田新幹線こまち9号の出発合図を出し、JR職員たちが笑顔で手を振り乗客を見送った。

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