コワーキングスペース「ORENCHI(おれんち)」(仙北市角館町中菅沢)が9月1日、開設1カ月を迎える。
秋田・角館に開設されたコワーキングスペース「ORENCHI(おれんち)」
仙北市を中心に宿泊事業や体験アクティビティー事業を手がける遊名人(同)が、観光とサテライトオフィス、勉強スペースなどを兼ねる施設として開設した。約80平方メートルの施設内に個室2室と16席のフリースペースを設け、Wi-Fiや電子レンジ、コインロッカーなどを備える。施設名は公募で、角館高校と角館中学校の生徒のアイデアから決めた。
同市が2021年から取り組むサテライトオフィスの誘致事業をきっかけに現在、3社が入居。3社は、マーケティング支援事業やIT運用支援事業を手がけるリベンリ秋田(角館町中菅沢)、DX事業やIOT事業の嘉創(東京都中央区)、コンサルティング事業などを手がけるみらい(広島市)。
遊名人の東風平蒔人さんは「四季を感じることができる当地。たくさんの人に利用してもらうことで、地域の活力につなげられれば」と利用を呼びかける。
オフィス利用料は月額2万円(1社3人まで、4人目からは1人5,000円)。登録使用料は3,000円。会議室の使用料は1時間1,000円。フリースペースの一時利用料は1時間500円~。