
地域経済の循環を促すマーケットイベント「バイローカル大曲」が6月7日、大仙市の大曲駅前特設会場で初開催される。
2024年5月29日に大阪の阿倍野で開催された「バイローカルの日」の様子(写真提供=大仙市・大森カメラ)
「バイローカル(BUY LOCAL)」は、自分たちの町で生まれたものや営みを自分たちで応援しようという市民主体の活動で、全国各地で展開されている。JR東日本秋田支社からの提案をきっかけに、地域おこし協力隊の明石浩一さん、本橋奈々子さん、バー「RUSH BAR」の久保田健一郎さん、かき氷・たい焼き店「よりみち」の佐々木美子さんらが中心となって「バイローカルパートナーズ大曲」を組織し、秋田での開催準備を進めてきた。
出店店舗は、「RUSH BAR」「よりみち」のほか、「イノウエレコード」「FOGcoffee」「斎藤酒店」「コーナーゲートバーガー」「ラーメンみちのく」など、大曲駅から徒歩15分圏内に店舗を構える24店。メンバーの推薦と全員の賛同を経て出店が決まった。
明石さんは「コロナ禍以降、町全体を盛り上げる機会が減っていた中で、良いきっかけを頂いた。地元の店が改めて注目される場にし、大曲駅前から町おこしを広げたい」と話す。「協力隊としても、店主の皆さんと関係ができることがありがたい」とも。
今後は年2回の開催を予定しており、常設のローカルマップ制作など、継続的な町の魅力発信を目指す。
開催時間は11時~16時。入場無料。雨天決行(荒天時は変更の可能性あり)。現在、会場設営や撤収、受付、運営を担うボランティアをインスタグラムとメールで受け付けている。