秋田県仙北エリアの日本酒と地元の食材や食品のマリアージュを提供する企画が現在、大仙市と美郷町の飲食店で行われている。
販売量が減少傾向にある地酒を、地場産の食材や食品と合わせてPRすることなどを目的に県仙北地域振興局が企画した。
「秋田富士」「金紋秋田」「八重壽」「刈穂」「福乃友」「奥清水」「春霞」「秀よし」「千代緑」「出羽鶴」「やまとしずく」の11の酒蔵がある仙北エリア。喫茶店「アンティーク」(大仙市協和堺野田)が山菜とアスパラの明太しょうゆ炒めを、「プラスカフェ」(大曲通町)はワラビと油揚げの煮浸しを、居酒屋「和食おおはら」(同)は2時間コース料理を提供するほか、レストラン「げんぱてい」(美郷町六郷馬町)は飲み比べセットなどを用意するなど、大仙市と美郷町で営業する15店が、地酒に合わせた地場産の食材を多く使う料理を提供する。
仙北地域振興局で同企画を担当する今野巧也さんは「日本酒と地場産の食材のコラボレーションは初めての試み。当地域の日本酒と食材を皆さんに楽しんでいただくことを通じて、地酒の消費拡大や観光振興につなげられれば」と期待を込める。
仙北地域振興局のインスタグラムをフォローしメニュー写真を投稿すると、抽選で記念品が当たる企画も行う。9月18日まで。