大曲中心部の中通交差点に特設ステージを設け開催する「夏まつり大曲2024」が8月25日に開催された。
大曲駅前通商店街と、市、商工会議所などで結成される「まつり大曲推進協議会」が主催する同祭。1974(昭和49)年に始まり、今年で50回目を迎えた。大仙市誕生20周年記念にも合わせた特別プログラムでは、盛岡市の「盛岡さんさ踊り」と山形市の「山形花笠踊り」の演舞を行った。時折強い雨の降る中、華やかな衣装と元気の良い掛け声に、沿道に集まった人々から大きな拍手が起こった。
「おどりの広場」では、交差点に設けられた高さ3メートルのやぐらを中心に、浴衣姿の盆踊り保存会メンバーと市民らが盆踊りを行った。
子どもの頃から祭りに参加していたという同実行委員長で56歳の黒澤輝さんは「感慨深い。雨で大変だったが、集まった皆さんの心に残るお祭りになったと思う」と話す。
「花火ウィーク」と題する関連イベントを31日まで開催。31日に開催される「第96回全国花火競技大会」に向けて、平日夜には屋台村を出店するほか、前夜祭ライブイベントも実施する。