市民参加型の防災訓練「第10回大仙市シェイクアウト訓練」が1月23日、大仙市人口の約半分に当たる3万7500人が参加して行われた。
「シェイクアウト訓練」は、「まず低く(ドロップ)」「頭を守り(カバー)」「動かない(ホールドオン)」の3つの安全行動を取る地震防災訓練。市が市民に呼びかけ、毎年職場や家庭で一斉に行う。
11時に地震が発生したことを想定し、「地震です。地震が発生しました。安全な場所を探しましょう。丈夫なもののそばでじっとしていてくだい。上から落ちてくるものに注意してください」とのコミュニティーFM局「FMはなび」(大曲通町)の放送に合わせ、約1分間、それぞれの職場や家庭で避難訓練を行った。
秋田おばこ農業協同組合(佐野町)では職員60人が参加し、デスク下で身を守る訓練を行った。
訓練に参加した同組合リスク対策課課長の高橋貴史さんは「いざ地震が起こったときに慌てずに対応できるよう、避難場所を事前に把握することを心がけていきたい」と振り返る。