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大仙市で市民参加型防災「シェイクアウト訓練」 震度7を想定、参加呼びかけ

「シェイクアウト訓練」で机の下で体を保護する児童の様子(過去の訓練写真)

「シェイクアウト訓練」で机の下で体を保護する児童の様子(過去の訓練写真)

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 大地震の発生を想定した市民参加型防災訓練「第10回大仙市シェイクアウト訓練」が1月23日、大仙市内で行われる。

大仙市役所に備え付けるヘルメットで頭部を保護する来訪者

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 大仙市が、友好交流都市の神奈川県座間市に倣い、2015(平成27)年から実施する防災訓練。大地震が発生したことを想定し、あらかじめ参加登録した市民が決められた時刻に約1分間、「まず低く(ドロップ)」「頭を守り(カバー)」「動かない(ホールドオン)」の3つの安全行動を取る。昨年は4万113人の参加登録があった。

 今年は、「震度7の直下型地震が発生した市内全域で、大規模な停電が発生した」ことを想定。コミュニティーFM局「FMはなび」(大曲通町)が放送する訓練開始の合図に合わせて行う。

 市は「プラスワン訓練」として、発電機や電気を使わない暖房器具・照明具の取り扱いなど冬季の停電対策や感染予防グッズの用意、親戚や知人宅への避難の確認などの避難準備を呼びかける。

 大仙市総合防災課・防災管理監の成田聖さんは「能登半島地震の状況に鑑みて、地震の怖さを認識するために最大震度7を想定する。大仙市民の半数以上に当たる4万人以上で取り組むことを目標にしているので参加してもらいたい」と呼びかける。

 11時開始。参加受け付けは22日17時まで。

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