大仙市協和地区の活性化イベント「協和は通過点じゃない。」が1月21日、協和市民センター和ピア(大仙市協和船岡大袋)を会場に開かれ、約800人が来場するにぎわいを見せた。
地元の若者ら有志が、同地区の活性化を目的に開くイベントは、昨年6月に続き2回目。「番外編」と題して企画した今回は、手作り雑貨や菓子の販売ブース、協和中学校の生徒が運営する不要品の譲渡ブースなど、約30ブースが出店した。男鹿市を拠点にする「NAMAHAGE郷神楽」とロックバンド「T.O.C.A」、秋田市を拠点に活動するロックバンド「鴉(からす)」でボーカルとギターを担当する近野淳一さんが演奏を披露。人気漫画が原作のテレビドラマ「闇金ウシジマくん」の主題歌に使われた鴉のヒット曲「巣立ち」を出演者全員で歌唱するなどして会場を沸かせた。
実行委員長の加藤竜尋さんは「人出が鈍くなりがちな冬場の開催のため、集客を心配していたが、予想以上に多くの来場者があった。これもスタッフやボランティアの皆さんのおかげで、イベントを楽しんでもらえたようで良かった」と振り返る。