大仙市内の小学生から高校生が対象の「令和6年大仙市新春子ども書初め大会」が1月5日、大仙市大曲体育館(大仙市大曲花園町)で行われた。
1964(昭和39)年2月「大曲市民書跡大会」として初めて開き、2021年1月に現在の大会名に変更した通算60年を迎える恒例行事。今年は、小学1年生から中学生まで69人と体験コーナーに参加した5人を合わせて74人が新春の書き初めに臨んだ。
開会式で、大仙市教育委員会教育長の伊藤雅己さんは「今年は、大曲高校書道部が、北海道・東北の代表として千葉県で開催予定の全国大会に出場する。皆さんにも限られた時間で日頃の成果を発揮してもらいたい」と激励した。
児童と生徒は、「たつ年」「おとし玉」など正月にちなんだ言葉から、「強い信念」「夢の実現」「明るい年」などの抱負を、教科書の文字などを手本に書き上げた。
大曲中学校の男子生徒は「小学2年生のときから参加している。足をけがしているため書くのが大変だったが、一画一画、丁寧に書くことに集中した」と話す。
大曲仙北書写教育研究会6人の審査により特選を選び、1月10日ごろ、大仙市のホームページで発表するほか、参加作品を1月13日~21日、大曲交流センター中研究室(大曲日の出町)で展示する。