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大仙・内小友に手打ちそば店「はなび野」 季節ごとに国内各地のそば使い分け

「石臼挽き 純手打そば はなび野」店主の関口孝彦さん(写真左)と妻の愛子さん

「石臼挽き 純手打そば はなび野」店主の関口孝彦さん(写真左)と妻の愛子さん

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 「石臼挽き 純手打そば はなび野」(大仙市内小友山根、TEL 0187-88-8648)が11月11日、オープンした。

季節に応じて産地を使い分ける「ざるそば」

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 「前職が建設業だったことから国内各地の食文化に触れた」という宮城県出身の店主・関口孝彦さんが、宮城県大崎市の「純手打ちそば もみじ野」に弟子入り。2年間の修業を経て、「大曲の花火に魅かれたこと」などから、大仙市内に店舗を構えた。

 約400坪の内蔵を備える店内の座敷とフローリングそれぞれ2部屋に計29席を設ける。店内のテーブルや椅子は関口夫妻の手作り。店舗に掲げる看板は、当地の「神代杉」を使い制作した。

 北海道産や茨城産など国内各地のそば粉を季節に応じて使い分ける。ざるそば(180グラム、1,100円)や天ぷらざるそば(2,100円)、イワナの天ぷら(1,000円)などを提供する。「京都から取り寄せたカツオ節を通常の3倍ほど使う」という出汁を合わせる。

 「もみじ野」で修業を積んだ弟子らのグループ「全国手打ちそば研究会」の副会長も務める関口さんは「今の季節は新そばを、そばがよりおいしくなる正月明けと食べ比べて違いを感じてもらえれば」と話す。関口さんの妻の愛子さんは「そば打ち教室も予定する。内蔵は解放するので、そばを待つ時間に見学してもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~15時。水曜・木曜定休。

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