豊年収穫を感謝する第17回「秋の稔(みの)りフェア」が10月21日・22日、大仙市大曲の商店街など7会場で同時に開かれた。
大曲ヒカリオ広場で開かれた豊作収穫イベント開会式のイルミネーション花火
開会式が行われた大曲ヒカリオ広場(大仙市大曲通町)の会場には、気温8℃の寒空にも関わらず多くの市民が続々と来場。コロナ禍のため4年ぶりの通常開催を宣言するイルミネーション花火や餅の配布などが行われた。地元に通う高校生らが農産物加工品の販売を行なったり、そば店主がそばうち体験会を開いたりするなどして、市民を楽しませた。
同会場では、大仙市と友好交流都市協定を結ぶ岩手県宮古市産のトラウトサーモンの振る舞いのほか、「ヒカリオ☆MIRAIステージ」と題するステージショーを開催。若者や子どもが郷土芸能などの演芸を、大曲高校書道部が書道パフォーマンスを、それぞれ披露した。
今年初めて開かれた「お笑いバトル」では、地元で活躍するお笑いコンビ「ねじ」が大会チェアマンを務め、公募で集まった県内のお笑い芸人5組が観客を沸かせた。
会場に訪れた親子は「小学生の息子に、地域のために頑張る子どもたちの姿を見せられた。いい刺激になったと思う」と話す。