明治から昭和にかけて活躍した太田出身の仏画家・鈴木空如がテーマの講演会が10月17日、太田文化プラザ(大仙市太田字新田田尻)で開かれる。
法隆寺金堂壁画の原寸大の模写を3組制作するなど、近代の仏教美術史研究に大きな影響を与えたことで知られる鈴木空如。1873(明治6)年に大仙市太田町小神成の旧家に生まれ、今年が生誕150年に当たることに合わせて太田地域自治組織連絡協議会が企画した。東京国立博物館学芸研究部の職員で絵画史が専門の瀬谷愛さんが、「法隆寺金堂壁画と鈴木空如」を演題に講演する。
開催時間は13時30分~15時。定員150人。入場無料。予約は開催当日まで受け付ける。