建て替え工事が進められていた四ツ屋公民館(大仙市四ツ屋)が完成し、10月1日にオープンする。
生涯学習講座やスポーツ少年団の活動の場、災害時の避難所などとして、地域内外の住民に利用されてきた1982(昭和57)年築の旧公民館。老朽化が進んだとことから、隣接地に鉄骨平屋建て、延べ床面積849平方メートルの新施設を新築した。旧施設の解体工事などを含む総事業費は5億1,300万円。
バスケットボールやバレーボールなど屋内スポーツに使える多目的研修室や、小学生が放課後に使うことができるスペースなどを設ける。玄関やトイレはバリアフリー化した。移動式の間仕切りを設ける研修室と調理実習室は、利用目的に応じて広さを調整できる。
児玉圧司館長は「地域住民が寄り添い、時代のニーズに対応できる地域の拠点施設として、機能強化を図ることで、幅広い世代の皆さんが使いやすい施設になった。地域の活性化につなげられれば」と話す。
開放時間は8時30分~21時。休館日は第3日曜と年末年始。利用無料。利用には予約が必要。