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秋田県内唯一のちんどん屋が大曲駅前を練り歩き 「串カツ田中」オープンで

「ダースコちんどん隊」のメンバー(左端が親方のカチューシャ安田さん、右端が娘の安田南さん)

「ダースコちんどん隊」のメンバー(左端が親方のカチューシャ安田さん、右端が娘の安田南さん)

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 秋田県内唯一となるプロのちんどん屋「「ダースコちんどん隊」が11月29日、大曲駅前の商店街を練り歩き、「串カツ田中大曲駅前店」(大仙市大曲通町)のオープンをアピールした。

通行人にチラシ配布や声掛けを行う「ダースコちんどん隊」

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 11月27日にオープンした同店をPRしようと、潟上市を拠点に2010(平成22)年から活動する同隊が、商店街や駅前エリアを練り歩きながらチラシ配布や声掛けを行った。音楽に気付き足を止める通行人も多く、撮影する姿も見られた。

 太鼓や鉦(かね)などの鳴り物、サックスなどの演奏をしながら街を巡り、店舗や催しを知らせる「ちんどん屋」は、現在では全国でも活動する団体は少なく、秋田県内では同隊が唯一の存在という。親方は「カチューシャ安田」の名でも知られる安田典夫さんで、娘の南さんをはじめとするメンバーと共に県内外のイベントで演奏を行っている。南さんは「今回をきっかけに、ちんどん屋という文化そのものにも興味を持ってもらえたらうれしい」と話す。

 串カツ田中大曲駅前店は、秋田県では2店舗目。運営会社によると、大曲は日本三大花火「大曲の花火」の開催地でもあり、「日常のにぎわいとイベント時の高揚感が共存する地域」として出店を決めたという。

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