花火研究家の小西亨一郎さんの「花火の見方講座」が7月29日、花火伝統文化継承資料館「はなび・アム」(大仙市大曲大町、TEL 0187-73-7931)で開かれた。
大曲高校書道部の部員が「大曲の花火」を表現した書道パフォーマンス
毎月最終土曜を「花火の日」に定め、講座やワークショップなどのイベントを企画する同施設。8月26日に「大曲の花火」の開催を控える7月の講座のタイトルは「第95回全国花火競技大会『大曲の花火』完全予想!と期待」。
市内在住の花火研究家・小西さんが、花火に適した天候や今年の予想、花火を鑑賞するためのチェックポイント、今大会で注目の花火と参加会社、花火ファンの注目が高い「大会提供花火」などについて、さまざまな角度から考察を加えながら紹介した。講座に足を運んだ約10人の市民は、熱心に耳を傾けた。
小西さんは「全国の花火師が大曲の花火大会に向けて命をかけて準備をし、頑張っている。ぜひ事前に予習をして、昼花火のスタートから集中して鑑賞してほしい」と同大会の魅力を語った。
同日、大曲高校(大曲栄町)書道部の部員14人が、黒と赤、青、水色、黄色の5色の墨と縦4メートル、横7.5メートルの特大用紙を使い、「大曲の花火」を表現する書道パフォーマンスを同施設駐車場で披露。完成時には、観客の歓声が上がった。
8月5日には同施設開業5周年イベントの開催を予定する。開館時間は9時~16時。入場無料。