大曲の小正月行事が2月17日、諏訪神社(大仙市大曲上大町)周辺で開催される。
約300年前の江戸時代・享保年間(1727年ごろ)から諏訪神社が主催する地域の伝統行事。秋田県指定無形民俗文化財に指定されている「大曲の綱引き」は数百人で引き合い、勝負の結果で米の作況を占う。
感染症拡大の影響から縮小して開催してきたが、今年は4年ぶりに綱引きに使用する綱の太さが4本のより合わせに戻り、大曲小学校の子どもたちによる菓子まきイベントも復活する。
同神社の高橋徳久宮司は「コロナ禍を経て、正月早々悲しいニュースもあったが、おかげさまで完全復活できる。日々のありがたさに感謝し、ぜひ皆さんで盛り上げてもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は8時~22時ごろ。参加無料。