パリ五輪マラソン日本女子代表に内定した大仙市出身の鈴木優花選手が1月17日、老松博行大仙市長を表敬訪問した。
大仙市役所を訪れたパリ五輪マラソン日本女子代表に内定した鈴木優花選手(右)と老松博行大仙市長
昨年10月15日に行われたパリ五輪マラソン日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」でパリ五輪日本女子代表が内定した鈴木選手。市庁舎で老松市長から花束を受け取り、「出身者として全国に大仙のことを伝えることができてうれしく思う」とあいさつするとともに既にパリ五輪のコースを試走したことを報告し、「起伏が激しく平坦なコースではないからこそ、日本選手にも十分チャンスがあると感じた。オリンピックへの出場は、世界での勝負ではスタートラインに立ったに過ぎないが、まずはできる限りのことを尽くしたい」と意気込みを見せた。
当日は、第一生命グループに所属してトレーニングに励む中、オン・オフの切り替えでは好きなアニメキャラを描いていることや、モチベーションを保つために1番でゴールして晴れやかな気持ちで控えテントに入るまでを具体的に想像していることなどのエピソードも披露。「地元の皆さまの応援はいつも私の心の奥深くまで届いている。大曲の花火のようにたくさん火花を散らせるように頑張りたいので応援してもらえれば」と市民へメッセージを寄せた。
競技当日は、ドンパル(大仙市北長野袴田)でパブリックビューイングを予定する。