大仙市と友好交流協定を結ぶ韓国・唐津(タンジン)市の西野(ソヤ)高校の生徒が2月10日、大仙市を訪れ、秋田修英高校(大仙市大曲須和町)の生徒たちと交流した。
交流は昨年に続き2回目。昨年秋からオンラインで交流しながら準備を進め、当日は終日にわたりさまざまな活動を通して親睦を深めた。
西野高校1、2年生16人が秋田修英高校を訪問し、同校1年生23人と対面した。日本語、韓国語、英語を交えながら、身ぶり手ぶりやスマートフォンの翻訳アプリも活用してコミュニケーションを図り、笑顔も多く見られた。
歓迎セレモニーでは両校の校長や生徒代表があいさつし、秋田修英高校はナマハゲののれん、西野高校は陶磁器の花瓶をそれぞれ記念品として交換。生徒たちは歌や伝統舞踊、ダンス、楽器演奏でお互いを歓迎し、会場には大きな拍手が鳴り響いた。
調理体験では両校の生徒が協力して豚汁とおにぎりを作り、昼食を共にした。大曲昭和60年会が梵天(ぼんでん)と恵比寿俵を披露すると、西野高校の生徒たちは初めて目にする伝統行事に興味深そうに見入った。
午後は紋服、はかま、振り袖、浴衣などの着付け体験を行った。初めて着る日本の伝統衣装に西野高校の生徒たちは写真や動画を撮るなどして楽しんだ。夜は刈和野の大綱引きにも参加。共に力を合わせて縄を引きながら、地域行事を楽しんだ。
西野高校の孫荷誾(ソン・ハウン)さんは、「とても有意義な一日だった。貴重な体験の機会をくれた両校の先生方に感謝している。秋田修英高校の生徒たちも明るく迎えてくれて、友達もたくさんできた。帯は少し苦しかったが、きれいな着物を着ることができてうれしい。この交流がずっと続いてほしい」と話す。秋田修英高校の高橋旺史(あきふみ)さんは「最初は緊張したが、翻訳アプリを使って意思疎通もできた。これから英語も頑張って勉強し、他の国にも友達をつくってみたい」と振り返った。