大仙市の地域おこし協力隊が11月10日、フリーペーパーを創刊した。
企画からデザイン、紙面構成までを主に担当したのは協力隊の明石浩一さん。これまでは市広報紙などを通じて活動を紹介してきたが、「もっと多くの市民にダイレクトに届けたい」と、昨年から構想を進めてきた。
紙面では、現在市内で活動する5人の協力隊員それぞれの活動報告や、観光名所や地域資源を紹介する読み物を掲載。表紙には、大仙市在住のフォトグラファー・田村正太さんが花火を背景に女性を写したポートレートを採用し、花火のまちらしさを印象付けた。
明石さんは「発行は今後、半年に1回ペースを目指したい。協力隊の活動報告に加えてクーポン企画などお得感のある情報も取り入れ、より地域に親しまれる紙面を目指す。地域おこし協力隊がもっと身近な存在になるよう、情報発信の形を模索していきたい」と意気込む。
B5判、フルカラー14ページ。発行部数は1000部。大仙市役所と支所7カ所をはじめ、高梨商店、しゅしゅえっとまるしぇ、強首温泉樅峰苑(しょうほうえん)、道の駅「なかせん」「かみおか」「きょうわ」、JR大曲駅などに設置している。