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駅構内がライブ会場に 大曲駅のクリスマスゴスペル公演に100人超

鎌田千都世さんの指揮に合わせて歌うBIG WAVE GOSPEL CHOIR(ビッグ・ウエーブ・ゴスペル・クワイヤ)のメンバー

鎌田千都世さんの指揮に合わせて歌うBIG WAVE GOSPEL CHOIR(ビッグ・ウエーブ・ゴスペル・クワイヤ)のメンバー

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 JR大曲駅1階の「ふれあい広場」で11月24日、地域のゴスペルグループや演奏家が出演する「クリスマス ゴスペル コンサート」が開かれた。

通りかかった利用客が足を止め、ふれあい広場の外まで観客があふれた

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 企画したのは、2004(平成16)年結成の「BIG WAVE GOSPEL CHOIR(ビッグ・ウエーブ・ゴスペル・クワイヤ)」。普段は大曲教会で活動し、市内外のイベントに出演している。同会場でのコンサートは昨年に続く2回目で、ディレクター・指揮者の鎌田千都世さんがリーダーとして準備を進めてきた。

 出演はビッグ・ウエーブ・ゴスペル・クワイヤ、秋田市で活動し今年15周年を迎える女性コーラスグループ「Welina(ウェリナ)」、大仙市を中心に活動するサックス奏者・金子義和さんの3組。全体で13曲を演奏し、ビッグ・ウエーブ・ゴスペル・クワイヤは「Joy To The World」、ウェリナは日本語ゴスペル「主を仰ぎ見て」、金子さんと伴奏者の菅野奈央子さんは「You Raise Me Up」を披露した。

 会場では終始観客の手拍子が響き、クリスマスソングを中心とした楽曲に耳を傾ける姿が見られた。鎌田さんは「ゴスペルは静かに聴くものではなく、立って手拍子をしながら楽しむ音楽。皆さんが思い切り楽しんでくれたらうれしい」と呼びかけた。

 来場者は100人を超え、大仙市内から訪れた60代女性は「普段なかなか聞けないゴスペルに触れ、体も心も元気になった」と話した。演奏中には新幹線や内陸線の発着アナウンスの合間を縫うように歌声が駅構内に響き、通りかかった利用客が足を止める場面もあった。

 会場の「ふれあい広場」は2023年7月にリニューアルされた待合スペースで、空調やトイレの整備によりイベント利用しやすい環境となっている。

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